【臼井甕男先生の系譜:林忠治郎先生】

前回は西洋レイキが誕生するまでということで、高田はわよ先生のことを書きました。
今回はその高田先生にレイキを伝授した林忠治郎先生1879〜1940年5月11日)について書きたいと思います。

林先生はレイキを創始した臼井甕男先生の直弟子です。
神奈川県出身、海軍兵学校30期、海軍大佐であり、軍医でもありました。

臼井先生の開いた「臼井靈氣療法学会」からは多くの治療家が育ち、林先生もそのうちの一人でした。臼井先生の弟子には海軍出身者が多く、それが仇となって戦後にGHQから目をつけられる原因の一つだったようです。

林先生は後に「臼井靈氣療法学会」から独立して「林靈氣研究会」を設立。1925年に東京・信濃町に靈氣治療所を開きました。施術家を16人も抱え、1人の患者さんに2人の施術家をつけ、治療所は毎日盛況だったそうです。

当時の日本は今のような皆保険制度ではなく、医師法などの規制もなかったようで、レイキが治療所として盛況だったのも頷けます。昔の人のほうが西洋医学以外の治療に寛容だったことがうかがえますね。

「臼井靈氣療法学会」は臼井先生が亡くなられた後、牛田従三郎先生が引き継ぎ、世代交代しながら現存しているようですが、クローズドな会になっているためその実態は不明です。

林先生のもとで高田先生がレイキを学び、ハワイから西洋レイキを広めます。
そのレイキが様々な人、国を経て日本にも逆輸入という形で入ってきました。

しかし、西洋レイキは林先生が行っていた治療的要素の強いレイキとはまったく異なり、ヒーリングという形に変形していました。

では、日本に元来あったレイキは無くなってしまったのか?
西洋レイキティーチャーたちの間でもその謎が解けずにいました。
しかしある時、林先生の直弟子が現存しているという噂が。

その直弟子こそ、山口千代子先生でした。

次回は千代子先生について!